【不動産】住宅ビジネスフェア2019に参加してきました!

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展示会の様子

昨日行ってきました!あいにくの雨でしたが、それでも多くの方々が来場し盛り上がりを見せていました。不動産業界の多くのビジネスを見させて頂き、大変勉強になりました!!

 

興味深い展示もたくさんありましたが、個人的にはブログでも書いた"20XX年、3Dプリンターで家は建つのか?”の特別講演が面白かったです。慶応義塾大学の先生、建設ITジャーナリスト、大林組の主席技師の方のご講演を聞きました。世界では既に家だけでなく、橋の建築も3Dプリンタで行なったりと、凄いスピードで技術革新が進んでいるのに大変驚きました。一方、日本では建築基準法の規制もあり、残念ながら今ひとつ進んでいない印象を受けましたが、會澤高圧コンクリートという会社はロボットアーム型プリンタで積極的な技術開発を進めており(下記にYouttubeの紹介動画を貼っておきます)、今後の日本の建築系3Dプリンタ技術を牽引していきそうな予感がしました。楽しみです。またこの会社は大変面白い会社で女子社員3人(SDGs)がインドでトイレをつくるという企画をYouTubeで動画配信しています。SDGs、インド、曾澤で検索するとたくさん出てきますよ。面白いので、ぜひ。


コンクリート3Dプリンター【AIZAWA】

 

また、3Dとは少し違いますが慶応義塾大学の研究室では温度依存性の高い材料を建物の壁に使い、あるパターンの切込みを入れることで、夏になったら風通しがよく、冬になったら閉まるだとか、ある一定以上の風圧をかければその穴から風が通るようになるといった建築壁も研究しておりこちらも大変興味深かったです。その他にもこの研究室では面白い研究をたくさん行なっているようですので、下記リンクをご覧になってみてください。

慶応義塾大学 SFC 田中浩也研究室

https://fab.sfc.keio.ac.jp/

 

結局のところ、3Dプリンタで家は建つの?って話ですが、温暖な地域の戸建レベルであれば技術的に十分可能で価格も安いので急速に伸びるはずです。間違いないと思います。寒さを凌ぐのは少し手間がかかりますが、温暖地域であれば、雨、風凌げるレベルで全く問題なく、価格が安いのであれば多少の欠陥も気にならなくなるでしょう。日本でそうなるには多少時間がかかると思いますが、途上国ではどんどん進むと思いますよ。そのような未来を感じました。

 

まだ書きたいことがありますが、今回はここまでにし、また今度書きます。

ぜひ皆さんも展示会があれば積極的に参加したほうが良いですよ!